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振袖の歴史について帯広の成人式で振袖レンタルをする方に紹介します!

帯広にお住まいで、成人式に振袖レンタルを考えていらっしゃる方はいませんか。
祝い事において着用する振袖には、長い歴史があります。
そこで今回は、振袖の歴史について紹介します。

□振袖の誕生について

振袖の歴史は、飛鳥・奈良時代にさかのぼります。
その時代に、大陸文化の伝来によって、中国から仏教が伝わりました。
その影響によって、女性の衣服は、膝下まであり、また袖巾もゆったりしていました。
この頃、元正天皇が出した「衣服令」によって、袴は右を先に合わせるという「左前」が用いられました。

そして、遣唐使の廃止とともに、日本独自の服装に変わっていきます。
この時代は、身分の差が出てきた頃でしょう。
つまり、身分が高いものは、活動的でない、ゆったりとした衣服を着用し、反対に、身分の低い者は活動しやすい衣服を着ました。
その活動しやすい衣服は、現在の着物の原型であり、「小袖」と呼ばれています。

時代は、鎌倉時代に移ります。
鎌倉時代においては、地位を上げて行った武家が、これまで支配してきた公家を真似ることで、自分の権威を示すようになりました。
重要な儀式の際には「大袖」衣服を着用し、日常的には「小袖」衣服を着用していました。

□今のスタイルの誕生について

現在の振袖衣装の形になったのは、江戸時代と言われています。
江戸時代の初期の頃に、若い女性の正装において、だんだん袖丈が長くなってきました。
長さとしては、初期の袖丈が55〜95センチメートルに対し、終盤の袖丈は95〜122センチメートルほどに変わりました。
これが現在にも続いています。

長くなった理由としては、暇を持て余すようになった庶民が、若い女性に対し、舞踊をさせるようになったからであると言われています。
その際に、袖丈が長ければ長いほど、より見栄えが良くなったため、長くしていきました。

そして、明治・大正・昭和時代にかけて、現代のスタイルに変わっていきました。
大正時代には、模様として、洋花をモチーフに油絵的に表現するようになりました。
その次の昭和時代には、よりデザイン化された模様が増えてきました。
また、特殊な生地を用いることによって、涼しげな質感の生地が最近は有名ですよね。

□まとめ

今回は、振袖の歴史について紹介しました。
振袖には、飛鳥時代からの長い歴史があることがお分かりいただけたと思います。
様々な時代を通して変わってきたことを知ってから振袖を着用すると、これまでと違った思いで振袖を楽しめるでしょう。

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