「もしも汚してしまったらどうしよう」
帯広で振袖を着る予定の方で、このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
大切な振袖を汚した際にどのように対処すれば良いかわからない方も多いでしょう。
そこで今回は、その対処法について紹介します。
汚れの種類も合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
□振袖の汚れの種類について紹介!
振袖の汚れにはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、6つの種類について紹介します。
1つ目は、水溶性のシミです。
これは油分をほとんど含まず、水に溶けやすいシミです。
2つ目は、油溶性のシミです。
油分が多く水分が少ないため、油に溶けやすい特徴を持っています。
3つ目は、タンパク系のシミです。
動物性タンパク質を含むシミのことで、熱で固まる特徴を持っています。
4つ目は、不溶性のシミです。
油にも水にも溶けない性質を持っています。
5つ目は、泥汚れや泥ハネの汚れです。
分類としては不溶性です。
しかし、対処法が少し異なるため、注意が必要です。
最後に、これらのカテゴリーに分類されないものである、カビのシミなどはその他の汚れに分類されます。
□汚してしまった際の対処法とは?
上記では汚れの種類について紹介しました。
では、汚れに対してどのような対処法を取ると良いのでしょうか。
ここでは、対処法を5つ紹介します。
1つ目は、コーヒーやお酒といった液体の汚れがついたケースについてです。
この場合、濡れたタオルかティッシュペーパー、柔らかい布を軽く当てて汚れを吸い取りましょう。
強く押し付けてしまうと、振袖の繊維に汚れがしみ込んでしまうため、水分だけを優しくとるイメージで行うことをおすすめします。
2つ目は、食べこぼしや口紅などの汚れがついたケースです。
固形物はティッシュなどでそっとつまみ取りましょう。
叩くと汚れの範囲を広げる恐れがあるため、注意が必要です。
3つ目は、泥はねについてです。
濡れている状態でこすってしまうと、生地の中に汚れが入ってしまいます。
そのため、濡れているうちは触れずに乾かしてから、柔らかいブラシなどで泥の汚れを落としましょう。
4つ目は、卵や血液の汚れについてです。
お湯や温かいおしぼりで汚れを取ろうとすると、汚れの中に入っているタンパク質が固まってしまうため、濡れたタオルやティッシュなどで水分をそっととることをおすすめします。
最後に汗についてです。
汗の場合は、乾いたタオルで水分を取り、脱いだ後すぐに風干しして熱をとりましょう。
□まとめ
今回は、振袖の汚れの種類と対処法を紹介しました。
それぞれの汚れに適切な対処法が存在することをおわかりいただけたでしょうか。
振袖を着る際に、この記事が参考になれば幸いです。