成人式を迎え、華やかな振袖を着て素敵な思い出を作りたいと考えている方へ。
冬の成人式は、美しい振袖姿で写真撮影や宴を楽しむ一方で、防寒対策も欠かせません。
せっかくの晴れ舞台を、寒さで台無しにしたくないですよね。
この記事では、冬の成人式で着こなしと防寒対策の両方を叶えるためのインナー選びのポイントやNGアイテムを紹介します。
安心して当日を迎えられるように、ぜひ参考にしてください。
□振袖に合うインナーって?
振袖の下には、直接肌に触れないように肌襦袢と裾除けというインナーを着用するのが基本です。
重ね着によって暖かさを確保できる一方、着付けの際に注意すべきポイントや、より快適に過ごすためのインナーの種類があります。
1:肌襦袢と裾除けは、着物を汗や皮脂などの汚れから守る役割を果たします。
2:身体にフィットするよう、伸縮性のある素材を選ぶと、動きやすく快適に過ごせます。
3:着付けの際に、インナーが衿や衣紋から見えないように、Uネックのものを選ぶと、上品な印象になります。
4:肌襦袢と裾除けが一体になった「きものスリップ」は、着付けが楽になります。
5:冬用の生地でできた肌襦袢・裾除けも販売されているので、重ね着したくないけど防寒対策をしたい方におすすめです。
□防寒対策におすすめのインナー
冬の成人式で暖かく過ごすために、上半身・下半身・足元それぞれに適切なインナーを選び、着付けの際に気を付けるべき点を解説します。
さらに、NGアイテムについても触れ、快適で美しい着こなしを実現するための情報を提供します。
1:上半身のインナー
-市販の保温下着を着用する場合は、着付けの際に脱いでもらうように伝えておくと安心です。
-振袖からインナーが見えてしまうと、だらしない印象になります。
-Uネックの、前後に大きく襟ぐりの開いたインナーを選び、着物の袖口からインナーが見えないようにしましょう。
-長袖のインナーを着る場合は、7分袖のものを選ぶと、着物の袖口から見えにくくなります。
-後ろからインナーが見えてしまう場合は、前後逆にして着る方法もあります。
2:下半身のインナー
-着物で忘れがちなのが下からの寒さや底冷えです。
-振袖でも袴でもスカートと同じような形になるので、下半身の防寒対策は必須です。
-レギンスやスパッツは、1枚履くだけでかなり暖かさが違います。
-振袖の裾から見えないように、8分丈程度のものを選びましょう。
-着付けに響かないように、股上の浅いものを選ぶと、動きやすくなります。
-タイツは足袋が履けないので、足先までガードしたい場合は、5本指に分かれたストッキングがおすすめです。
3:足元の防寒対策
-ブーツやパンプスなら、厚みのある靴下や靴・靴下用カイロなどでカバーできます。
-足袋を履く場合は、足袋ソックスを履くと、さらに暖かくなります。
-足袋ソックスは、靴下専門店などでさまざまな種類が取り扱われています。
-自分に合ったものを見つけて、足元も暖かく過ごしましょう。
□まとめ
冬の成人式で、着こなしと防寒対策の両方を叶えるためには、インナー選びが重要です。
肌襦袢と裾除けを着用し、上半身・下半身・足元それぞれに適切なインナーを選び、着付けの際に気を付けるポイントを押さえれば、快適で美しい着こなしを実現できます。
この記事を参考にして、暖かく素敵な成人式を迎えましょう。
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