浴衣を着る機会があり、美しく着こなしたいと考えている方へ。
せっかくの浴衣姿、襟元やおはしょりの着付け方で、さらに魅力的に見せたいと思いませんか。

この記事では、浴衣の襟元と、おはしょりの着付け方について、美しく着こなすためのポイントを解説していきます。

自信を持って浴衣を着られるよう、ぜひ最後まで読んでみてください。

□浴衣の首元、襟合わせのポイント

浴衣の襟元は、顔周りを華やかに演出する重要なポイントです。

開きすぎるとだらしない印象を与えてしまうため、年齢や体型に合わせた適切な開き具合にすることが大切です。

1: 襟元の開き具合

10代や20代などの若い方は、喉のくぼみが隠れるくらいにしっかりと襟元を詰めて着るのが理想です。
40代～50代になると、少し襟元に余裕を持たせて、大人の落ち着きを感じさせる着こなしがおすすめです。

お洋服だと、首元や鎖骨が見えると女性らしくきれいな印象になりますが、着物では襟元で素肌を見せすぎるのはNGになります。

2: 襟合わせのテクニック

襟を下に引かずに真横にスライドさせながら合わせると、V字がなだらかに美しく仕上がります。
下に引きながら動かしてしまうと、せっかく抜いている衣文が戻ってしまい、襟元が詰まって見えてしまうので注意が必要です。

3: 襟合わせの角度

襟の角度が鋭角にならないように、程よくゆとりを持たせて着ることが重要です。
襟が詰まりすぎると、息苦しい印象を与えてしまうので、バランスを意識しましょう。

□おはしょりの長さ、調整方法

おはしょりは、浴衣の裾を折り返して作る部分です。

長すぎるとボテッとした印象を与えてしまうため、適切な長さに調整することが重要です。

1: 理想のおはしょりの長さ

おおよそ5～6cmが理想的な長さです。
おはしょりが長すぎると、重たく見えてしまい、せっかくの浴衣姿が台無しになってしまいます。

2: 腰紐の位置で調整する

腰紐を上の方で結ぶと、おはしょりが短くなります。
腰紐を下の方で結ぶと、おはしょりが長くなります。
浴衣のサイズが合わない場合、腰紐の位置を調整することで、おはしょりの長さを調整できます。

浴衣の襟元と、おはしょりの着付け方について、美しく着こなすためのポイントを解説しました。

襟元は、年齢や体型に合わせて適切な開き具合にすること、おはしょりは、長すぎず短すぎない適切な長さに調整することが重要です。

これらのポイントを意識することで、自信を持って浴衣を着こなせるでしょう。
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