大切な振袖、成人式の後も美しく着続けたいですよね。
しかし、正しいお手入れ方法を知らないと、せっかくの振袖が傷んでしまうことも。
そこで今回は、振袖を脱いだ後のメンテナンス方法についてご紹介します。
□振袖を脱いだあとの基本的なお手入れ方法
振袖を美しく長く保つためには、成人式の後、適切なメンテナンスが必要です。
ここでは、振袖を脱いだ直後に行うべき基本的なお手入れ方法を詳しく解説します。
1:風通しの良い場所で陰干しする
振袖を脱いだら、まず直射日光を避け、風通しの良い場所で陰干ししましょう。
絹は湿気を吸いやすく、そのまま放置するとカビが生えたり、黄ばんだりする原因になります。
ハンガーにかける際は、着物用のハンガーを使用すると、肩から袖まで広げて干すことができ、型崩れを防ぎます。
2:汚れやほつれをチェックする
陰干ししている間に、振袖全体に汚れやほつれがないか、丁寧にチェックしましょう。
特に、衿元や袖口、裾は汚れやすいので、注意深く確認してください。
また、刺繍部分の糸がほつれていないかもチェックしましょう。
汚れやほつれを発見したら、早めにクリーニングに出すことをおすすめします。
3:クリーニングに出す
振袖の汚れやほつれが気になる場合は、すぐにクリーニングに出しましょう。
特に汗染みは、放置すると黄ばみや変色の原因となるため、早めにクリーニングに出すことが大切です。
クリーニングに出す際は、着物専門のクリーニング店を選び、汗抜きも依頼することをおすすめします。
□振袖をクリーニングに出す際の注意点
振袖をクリーニングに出す際には、いくつかの注意点があります。
正しい方法でクリーニングすることで、振袖を美しく長く保つことができます。
1:汗抜きについて
振袖は、冬であっても汗をかくため、汗抜きをすることが重要です。
汗は、放置するとシミや変色の原因となるため、クリーニングに出す際には必ず汗抜きを依頼しましょう。
汗抜きは、専門の技術と知識が必要なため、着物専門のクリーニング店に依頼することをおすすめします。
2:シミのチェックについて
クリーニングに出す前に、振袖にシミや汚れがないか、しっかりとチェックしましょう。
特に、汗染みやファンデーションの汚れは、目立たない場合でも、放置すると変色や黄ばみの原因となるため、注意が必要です。
もしシミを発見したら、クリーニング店に相談し、適切な処置をしてもらいましょう。
3:保管について
クリーニングから戻ってきた振袖は、湿気を避けて、風通しの良い場所に保管しましょう。
また、防虫剤を使用し、定期的に状態をチェックすることが大切です。
□まとめ
振袖を美しく長く保つためには、適切なメンテナンスが必要です。
振袖を脱いだら、直射日光を避け、風通しの良い場所で陰干しし、汚れやほつれをチェックしましょう。
また、クリーニングに出す際には、着物専門のクリーニング店を選び、汗抜きを依頼することが重要です。
これらのポイントを心掛けることで、大切な振袖をいつまでも美しく着続けることができます。
帯広周辺で振袖に関してお悩みがございましたら、ぜひ当社までご相談ください。