「成人式で着る振袖は決まったけど、髪飾りはどのように選ぼうか悩んでいる」
このように思っている方もいらっしゃるでしょう。

同じ振袖でも、ヘアスタイルが変わるとイメージが大きく変わりますので、髪飾りにもこだわりたいですよね。
そこで今回は、髪飾りの選び方のポイントをご紹介します。
ぜひお役立てください。

□髪飾りの選び方とは

髪飾りを選ぶ際に意識すべきポイントは3つあります。

1つ目は振袖や帯のデザインに合わせることです。
髪飾りを選ぶ際の最も基本的な併せ方は、振袖や帯の色と同じ色の髪飾りにすることです。
そうすることで、全体的に統一感のあるコーデになり、髪飾りだけが浮いてしまうような失敗がありません。

また、赤や白の髪飾りはどんな色の振袖とも合うためおすすめです。
合わせる色に迷ったら、赤や白の髪飾りを選ぶと良いでしょう。

色だけでなく、振袖や帯の柄に合わせて髪飾りを選んでも、印象的なコーディネートになります。
例えば古典柄の振袖なら、髪飾りも和風のものを選ぶことで上品なイメージになります。

モダン柄の振袖には、存在感のある髪飾りや小さな髪飾りを重ねてつけて個性を出すようにすると、おしゃれな印象になるでしょう。

2つ目は理想のイメージを優先することで
す。

振袖を着たときに、どんなイメージになりたいかで髪飾りを考えるのもおすすめです。
かわいい系になりたいならピンクや白の髪飾り、大人っぽくなりたいなら黒や紫など引き締まった色のものを選ぶと良いでしょう。

3つ目は髪型とのバランスを考えることです。
定番のアップスタイルには花の髪飾りを散りばめることで上品かつ愛らしい印象になります。

ショートヘアであれば、存在感のあるアートフラワーなどの髪飾りで華やかさをアップさせるのがおすすめです。

□振袖のヘアアレンジのトレンドをご紹介

流行のヘアアレンジを4つご紹介します。

1つ目はまとめ髪スタイルです。
緩めのまとめ髪は、振袖のヘアアレンジの王道です。
どんな振袖とも相性が良いため、毎年一番人気のアレンジですが、選ぶ髪飾りによって雰囲気が大きく変わります。

例えば、和風の髪飾りを付ければ古典的に、ドライフラワーやレースを選ぶと洋風なスタイルになるでしょう。

2つ目は水引の髪飾りです。
水引とは、日本の伝統工芸であり、人と人を結びつけるという演技の良い意味があります。
水引の髪飾りは最近とても人気のスタイルです。
スッキリとまとめたアップスタイルに合わせると存在感が引き立つでしょう。

また、ダークブラウンや黒などの暗めの髪型に金色の水引が良く映えます。
大人っぽい雰囲気を演出したい方におすすめです。

3つ目はダークトーンの髪飾りです。
花の髪飾りは毎年の定番ですが、最近のトレンドはダークトーンのものです。
落ち着いた色味の髪飾りであれば、ドライフラワーやちりめん細工などと組み合わせても、まとまった印象になります。

4つ目はダウンスタイルです。
とことん今っぽさを出すのであれば、ダウンスタイルがおすすめです。
レースやドライフラワーなどをたくさん取り込んだダウンスタイルは、とても可愛らしい印象になります。

色味を統一することで、髪飾りやモチーフをたくさんつけてもバランスが悪くなりません。
なりたいイメージを意識して、テーマとなる色を決めておくと良いでしょう。

ヘアメイクの失敗談を2つに分けてご紹介します。

1つ目は自分でやったら変になってしまったというケースです。
「振袖の雰囲気と上手く合わせられなかった」、「振袖が華やかだったが、髪型が地味になってしまった」と後悔してしまう場合があります。

振袖は普段から着るものではないからこそ、それに合わせる髪型を考えるのは難しいですよね。

また、振袖はとても華やかであるため、普段通りのヘアスタイルにすると地味な印象になりやすいです。
成人式は人生で一度きりですので、自分でやるのが不安な場合は、プロにお願いしてしまうのが安心でしょう。

2つ目はプロに頼んだのに想像と違う仕上がりになってしまったというケースです。
「イメージを伝えたのに思い通りの仕上がりにならなかった」、「用意した髪飾りが生かされないヘアスタイルになってしまった」
このような失敗を経験する方もいらっしゃるようです。

こういった失敗の原因は、ヘアメイクのスタッフとのコミュニケーション不足でしょう。
理想なイメージの仕上がりを伝える際には、参考にした画像などを予め共有しておくと失敗が少ないです。

また、なりたいイメージについてもスタッフに伝えておくと、完成イメージを共有できるため、きっと納得のいく仕上がりになりますよ。

今回は振袖に合わせる髪飾りの選び方のポイントをご紹介しました。
成人式で振袖を着ようとお考えの方は、本記事を参考にしていただけると嬉しいです。
また、ヘアメイクの失敗談もあわせてご紹介しました。
成人式は一生に一度のイベントですので、十分に準備して臨みましょう。