「振袖はどのように保管すれば良いのだろう」
「普通の服と同じように収納して良いのかな」
帯広市にこのようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
日常的に着るものではないので、わからないことが多いですよね。
そこで今回は、振袖を保管する際のポイントと収納時の注意点をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□振袖を保管する際のポイントとは?
振袖を保管する際のポイントとして、主に4つのことが挙げられます。
1つ目は、湿気が少なくて直射日光が当たらない場所で保管することです。
湿気は振袖の大敵であり、直射日光が当たってしまうと高温になってしまうため、風通しが良くて直射日光が当たらない部屋にある、タンスやクローゼット、衣装ケースなどに収納することがおすすめです。
2つ目は、振袖を着用した後の汚れを確認することです。
特に、袖底や襟、裾は気がつかないうちに汚してしまうことが多いのでしっかりと確認しましょう。
3つ目は、振袖のクリーニングをする際はクリーニング専門店にお任せすることです。
自身で行おうとすると、反対に振袖自体を痛めてしまうことにつながってしまうため、専門家にお任せすることをおすすめします。
4つ目は、保管する際に縫い目に沿って正しく畳むことです。
シワにならないようにするために、正しい畳み方をマスターしておきましょう。
□振袖を収納する際の注意点についてご紹介!
上記では、保管時のポイントについてご紹介しました。
では、収納する際にはどのようなことに注意すれば良いのでしょうか。
ここでは、注意点を2つご紹介します。
1つ目は、防虫剤の入れ方についてです。
無臭タイプの防虫剤、香り袋など、別系統の防虫剤を一緒に使ってしまうと、化学反応が起き、ガスが発生してしまうことがあります。
発生したガスは、生地を傷めたり、変色を招いたりする原因になるため、同じ場所で使用する防虫剤は1種類にすることをおすすめします。
2つ目は、たとう紙を定期的に交換することです。
たとう紙は着物の代わりに湿気を吸ってくれる、着物を湿気から守るための貴重なものです。
しかし、たとう紙にも湿気を吸う限界があるため、寿命を超えたたとう紙を使用しても役割を果たせません。
たとう紙に小さな茶色の斑点が出てきたら限界の合図なので、1年に1度程度の頻度で交換すると良いでしょう。
□まとめ
今回は、振袖の保管方法と注意点についてご紹介しました。
防虫剤の入れ方に気をつけ、たとう紙の交換も忘れずに行うと良いことがわかりましたね。
しっかりと気をつけて振袖を良い状態で長持ちさせましょう。
振袖の保管方法についてお悩みの際に、この記事を参考にしていただければ幸いです。